東京パラリンピック開催までにしっかり予習!

障がいのあるトップアスリートが世界中から集うスポーツの祭典パラリンピック

4年に一度開催され、オリンピック大会の終了後に同じ場所で開催され、もうひとつのオリンピックともいわれています。

2016年、南アメリカ大陸では初の開催となった第15回リオパラリンピックでは、22競技・528種目が行われ、160の国と地域から約4,300人が参加しました。

パラリンピックに出場するには、オリンピック同様、国際パラリンピック委員(IPC)の定める厳しい選考基準をクリアしなければなりません。

回を重ねるごとに選手層が増し、大会レベルも高くなっています。

前回大会では、トライアスロンとカヌーが新競技として追加されましたが、東京でも初めて採用される競技があります。

障がい者スポーツには独特のルールもあるので、それを知って観戦すれば楽しさも倍増です。

今回は、パラリンピックの新競技を紹介します。

 

バトミントン

新種目1つ目は、バトミントンです。

オリンピックでは馴染みがありますが、パラリンピックの場合はどのようなルールと階級があるのでしょうか?

パラリンピックの場合は、全選手が公平な試合が出来るように、障がいの度合いによってクラス分けされています。

具体的には車椅子と立位、上半身の障害の度合いなどでクラス分けされます。

立位は、点数やラリー、ネットインと言った打ち合いに関するルール、使用するコート、ネットの高さもオリンピックと同じです。

ラケットやシャトルも健常者のものと代わりません。

一方、車椅子の場合は、シングルスコートを半面にして行ったり、シャトルを打つ瞬間は競技者の胴体の一部分が車いすのシートに接していなければならないなど、特別なルールもあります。

また、ネットインのシャトルはアウトといった独自の工夫もされています。

バトミントン競技の醍醐味は、障害のハンデを感じさせないスピード感ある打ち合いと、シャトルをネット際に落とす駆け引きが魅力です。

また、車椅子で高速のラリーをする場合の体勢の切り返しと言った部分も大きな見どころになります。

 

テコンドー

新種目2つ目は、テコンドーです。

テコンドーは韓国発祥の格闘技で、足による蹴り合いによって勝敗を決める種目です。

頭、胴体、手足に防具をつけ行われ、手や足での相手胴体への打撃による有効点数で勝敗が決まります。

パラリンピックもオリンピックも、競技時間は2分×3ラウンド、間にインターバルを挟んで行われます。

点数は、蹴りに回転が入るかで差が出ますが、頭部への攻撃は失格となり、原則胴体のみの攻撃で2~4点が与えられます。

パラリンピックで出場が認められているのは、上半身の切断障害や機能障害がある選手のみで、男女体重別に3クラスに分けられて行われます。

競技の魅力は、一瞬の蹴り合いの応酬、加えて上半身の障害を感じさせないスピードある動きです。

また、力強く繰り出される蹴りと、その攻撃を避けるしなやかな体の移動や至近距離での心理戦がとても魅力的な種目です。

ハンデを乗り越えたアスリートの熱気!

東京パラリンピックでは、オリンピックで馴染みあるバトミントンとテコンドーが新競技として採用されます。

障害のハンデを乗り越えたアスリートたちの熱気ある競技を見れるまたとない機会です。

この大会が、障がい者スポーツの更なる発展と、共生社会の広まりのきっかけになればいいですね。

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